超久しぶりに。

たすく㌧とこえむ嬢のとこなどで取り上げられてる"これ以上ゴースト製作の敷居を低くする必要があるのか"について。
ここで、「敷居を下げる」とは、機能や仕組みの解説を分かりやすく行ったり、それらの情報をまとめた解説ページを提供する、という意味ではなく、
プラットフォームやインタフェースをいたれりつくせりなものにして、それこそWindowsの多くのソフトウェアのように
ウィザードを使って質問に答えていけば誰でもゴーストが作れる、といった意味のことだと解釈するならば。
私個人の答えは「NO!」である。
えむ嬢の疑問に対するたすく㌧の回答は全く正論であると思う。IT分野においても、コーディングやデータ入力のような、
「作業量は多いけれど単純な仕事」なんてのはパートのおばちゃんやらインド人やらに任せてしまって、エンジニアは付加価値の創造や
イデアを絞ることに注力するべき、てのが世の潮流だったりする。
その点で言えば、機械に出来ることは機械にやらせてしまって、デベロパは純粋にゴーストの「中身(コードや文法等の、内部構造に囚われない抽象的な意味での)」の
作成に労苦を費やしたほうが、無駄な手間も省けるし純粋にコンテンツのみに頭を絞れる分だけいいゴーストが出来る可能性も高くなるかもしれない。
しかし、作る作ると言い続け結局ゴーストを作れてない人間がこういう資格はないかもしれないが、
現時点でひざ下までの高さしかないハードルを越えることすらできん奴のために、ハードルの高さを足首より下にしてやる必要があるのか。
そこまでせんと動けないような奴に、ゴーストをクリエイト(命を吹き込む)ことが出来るのか。
ただのゆとり教育になって能無しを拡大再生産するだけじゃないのか。こういう懸念があるわけです。